PDF Conference on the web

特集記事「PDF+α徹底検証」

Adobe AcrobatとPDFが誕生して今年で20周年になります。
もともとはアドビシステムズ社が生み出した電子文書フォーマットですが、技術仕様が公開され、国際標準化(ISO 32000)されるとともに、アドビシステムズ社以外からPDFの作成・編集ツールが数多くリリースされ、いまや文書業務のスタンダードとして私たちには欠かせないものになっています。
実行委員会では、生誕20周年という節目を迎えて、PDFについて座談会を設け何か情報発信しようと計画をしていました。
話を進めていく中いくつかのPDFツールを利用している事例をみると「ソフトごとにPDFの品質に差があるのではないか」とか「使い勝手に違いはあるのか」との話に発展し、では座談会ではなく「いくつかのPDF作成・編集ツールの性能を徹底検証しよう」という話に発展しました。
今回、実行委員会では任意でPDFツールを選定し、どのような差異があるのかを検証することにしました。検証は、オフィスでの標準的な利用を想定した内容を中心に行いました。
これにより、みなさまの今後のPDFソフト選定の参考になればと思っております。

当委員会では代表的なPDFツールについて、下記の観点で検証を行いました。 免責事項に合意いただき、検証結果を閲覧ください。

免責事項

今回の検証結果は、あくまでユーザーとしての当実行委員会が委員会メンバーの判断のもと行ったもので、開発各社とは一切関係ありません。また、見解もあくまで当実行委員会が独自に判断したものです。そのため、検証結果を利用のうえ生じた損害について当実行委員会は、一切責任を負いかねますので、検証結果を閲覧いただく場合は、その点をご了承のうえ利用いただければと思います。
また、今回の検証は当実行委員会が特定の条件(特定の文書の種類やフォントなど)で行ったものであり、どのユーザー環境でも必ず再現されるとは限りません。検証条件についてはそれぞれの項目でご確認ください。PDF変換ソフトについては、検証時に入手できた最新のバージョンをもとにしています。また、特に明記しない限り、ソフトウェアの初期設定で操作しました。

検証環境

下記のソフトウェア環境にて検証を行っています。

  • OS
    • Microsoft Windows7 Professional SP1
  • 文書作成ソフト
    • Microsoft Office 2010
  • PDFツール
    • 「製品A」、「製品J」、「製品Q」、「製品M」、「製品S」の5メーカーのPDFツールで検証
    • 各社のPDFツールは、検証時点での最新版を使用(適宜アップデーター適用)
      ※複数エディションが存在する場合は、最上位版を使用

検証概要

以下のカテゴリーに分類し、それぞれ検証しました。

  1. Microsoft Office文書からPDFに変換した際の元文書の再現性を検証
  2. スキャンしたTIFFファイルをPDFファイルに変換した際の品質を検証
  3. PDFをOffice文書に書き出した際の品質を検証
  4. PDF編集機能の検証
  5. 複数ファイルを結合する機能の検証
  • 検証1 Microsoft Office文書からPDFに変換した際の元文書の再現性を検証
  • 検証2 スキャンしたTIFFファイルをPDFファイルに変換した際の品質を検証
  • 検証3 PDFをOffice文書に書き出した際の品質を検証
  • 検証4 PDF編集機能の検証
  • 検証5 複数ファイルを結合する機能の検証
  • 検証結果 まとめと総評