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「PDF/Xの最新動向」
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■PDFイニシアティブジャパン代表/PDF Journal Japan 編集主幹
- 井上 務氏
PDF/Xは、印刷用原稿をネットワークでやりとりするための標準フォーマット作りに端を発した規格で、PDFの仕様を一部制限しているところがあります。
しかし、PDF/X(より印刷用途向きの規格PDF/X-1a)が策定されても、印刷上必要となる線幅の規定や最小文字サイズの制限の規定などが制定されていないなど必ずしも印刷条件から見ると十分とはいえない場合もあります。
そこで、ベルギーに本拠地を置く非営利団体“Ghent PDF Workgroup(GPW)”が、さらに細かいルール付けを行ない、PDF/Xを安定して運用するためのガイドラインとして策定したのが“PDF/X-Plus”です。
その内容は、共通の必須条件として、PDF/X-1a:2001に準拠すること、透明色の使用不可、PDFWriterではPDFを作成しない など19項目が設定されています。
Ghent PDF WorkgroupのPDF/X-Plusは2バイトフォントの使用を考慮していないなど日本で使用する場合は日本仕様に合わせた仕様を制定することが必要になります。そのためにPDF/X-PlusJ推進協議会設立の動きもあります。
「印刷用PDF/X-1aの実践的な作成方法」
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■株式会社ビィーガ 根岸和弘氏
印刷用PDF/X-1aの実践的な作成方法を説明します。
印刷用PDFの作成条件に合わせて、PostScriptファイルをPDFファイルに変換するためには“Adobe Acrobat Distiller”を利用します。その際に作成後のPDFの用途に合わせてジョブオプションを正しく設定する必要があります。
今回は、印刷目的の設定について解説します。
“PDF/X-1a”では、フォントを埋め込み、カラースペースはCMYKなど予め“PDF/X-1a”に準拠した設定が用意されていますので、それを利用します。
次に“Adobe InDesign CS2”、“Adobe Illstrator CS2”、“QuarkXPress”の各アプリケーションごとにPDF/X-1aの作成方法も説明しますので、実務に役立ててください。また、“PDF/X-1a”が完成したら、“Adobe Acrobat”のプリフライト機能を利用してチェックしてみましょう。プリフライト機能には、様々な設定が用意されています。必ずチェックするようにしましょう。
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