■Conference レビュー /プロパブリッシングセッション |
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第3部 PDF/Xのすべて
「PDF/Xについて」
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■アドビシステムズ株式会社 百合 智夫 氏
PDF/Xというガイドラインがあっても、必ずしも安全という保障はありません。印刷時において問題となる箇所の情報が明確になるだけであり、解決は個々で行う必要があります。
日本のPDF利用率は、世界に比べて低い状態です。しかし、PDFでの入稿が年々増加しています。現在は、全国の印刷会社でPDF/X-1a入稿ができるようになってきています。Wordによる入稿よりも、PDFによる入稿のほうが信頼性が高いという認識が強くなっています。
CS2になってから、InDesignで色などの詳細な設定が可能になり、PDF/X-1aで出力できるので使いやすくなってきています。
PDF/Xは普及期から活用期にきています。
「PDF/Xのすべて」
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■有限会社ビットカフェ 足立 仁氏 氏
PDF/Xとは、PDFに印刷用途のガイドラインを設けたものです。現在のPDFのバージョンは1.6ですが、PDF/XのPDFバージョンはPDF1.3です。
受け取ったPDF/Xは必ず次の点をチェックする必要があります。
- フォント:フォントは埋め込まれているか
- 色:カラースペースはCMYKか
- 画像:解像度は適切であるか
- 製版上:墨文字がオーバープリント処理されているか
- 出力時:透明効果は使用されていないか
- 印刷時:ヘアラインが存在するか
誤ったPDFの事例として次のようなものがあります。注意が必要です。
- 制作者はCMYKの4色のみで作成したが、特色扱いの色が使われていたためにCMYK+特色の5色で出力された。
- RGBで2色のデータを作成したが、出力すると制作者の意図していないものができていた。
PDF/Xの運用事例として、ビットカフェから制作会社にジョブオプション設定のファイルを渡す例、ビットカフェに製品マニュアルの作成依頼がきたときの例、2色印刷で出力してほしいという依頼を受けたときの例について説明します。
PDF/X-Plusとは、PDF/Xにさらに規定を付加した規格です。PDF/Xでは規定されていないヘアラインについても、PDF/X-Plusでは規定されています。
PDFの入稿でも問題がないケースが多くなってきています。今後は、PDF/Xによって仕事を増やすことが重要な段階にきています。
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