■Conference レビュー /エンタープライズセッション |
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第3部 Adobe Acrobat 3D徹底研究 〜3Dの入ったPDFを使ったコミュニケーション〜
「Adobe Acrobat 3Dの紹介と活用案」
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■株式会社情報システムエンジニアリング 黒田 聡 氏、久保 拓也 氏
Adobe Acrobat 3Dの機能紹介、Adobe Acrobat 3Dに対する期待、および活用案をデモンストレーションを交えて紹介します。
Adobe Acrobat 3Dでは、設計段階で使用される3D CADアプリケーションのデータから、3Dの入ったPDFを生成することができます。
CADアプリケーションがなくても3Dの入ったPDFを生成できることが大きな特徴です。
Adobe Acrobat 3Dを導入した金型加工会社(自動車関連)と設計・製造メーカー(試験用機器関連)に取材を行ったところ、営業段階でのコミュニケーションや技術情報の蓄積などに3Dの入ったPDFを活用したいとの要望がありました。Adobe Reader(7.0.7以上を推奨)さえあれば、3Dの入ったPDFを閲覧し、注釈機能でコメントを付けられることにも着目されています。
活用案の紹介では、チェック&コメントによる設計段階でのコミュニケーションへの活用方法、3Dの入ったPDFによるサービスパーツリストの活用方法を紹介します。いずれも、従来であれば紙面など2次元データで行っていた作業に対して、3Dの入ったPDFを使用することにより、負荷を軽減しメリットをもたらすことを想定しています。
従来であれば、特定の環境でしか使用されなかった3D CADデータが、Adobe Acrobat 3Dにより環境に依存しないPDFとして閲覧および活用できるようになりました。今後3D CADデータを活用したワークフローが期待されます。
「導入事例紹介」
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■東洋工設有限会社 コマツ建機第二開発センタ CAD/CAM Gr駐在 田木 浩 氏
Adobe Acrobat 3Dの導入事例を紹介します。
従来、設計担当者以外が3D CADデータを閲覧する際は、専用ビューアを用いていたが、データフォーマットごとに対応するビューアが異なるため業務における負荷を感じていました。Adobe Acrobat 3Dの機能を検証したところ、「多くのCADデータフォーマットに対応している」「計測機能があり、円の中心も認識できる」「PDFにすることでファイル容量を軽減できる」など、多くのメリットを得られると判断し、業務に導入しました。
Adobe Acrobat 3Dにより、従来は2D図面でしか表現できなかった完成イメージを、3Dの入ったPDFとして表現し伝えることができるようになったため、部品メーカへの情報伝達がより正確なものとなりました。また、技術検討書などの社内文書において、3Dの入ったPDFを使用することで、閲覧者に対して直感的なイメージを伝えることができるようになりました。
導入するにあたっては十分なパフォーマンスチェックが必要ですが、Adobe Acrobat 3Dを用いることで、3D CADデータの活用範囲が広がったと認識しています。
「Adobe LiveCycle Policy Serverの活用」
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■アドビシステムズ株式会社 芝崎 隆行氏、小圷 義之 氏
Adobe LiveCycle Policy Serverの機能と使用方法をデモンストレーションを交えて説明します。
Adobe LiveCycle Policy Serverは、PDFのセキュリティを動的に管理するためのサーバーです。閲覧者の制限、閲覧有効期限の設定、権限の失効制御などを行うことができ、閲覧履歴のログを取得することもできます。
セキュリティ設定されたPDFを閲覧する場合は、ネットワークを介してAdobe LiveCycle Policy Serverにログインし認証を得る必要があるため、パスワードによるセキュリティ設定よりも強固なセキュリティ環境を構築することが可能です。
Adobe Acrobat 3Dによって取り扱いが可能となった3D CADデータは、機密性が高く、従来以上にセキュリティレベルを高めることが必要です。Adobe LiveCycle Policy Serverを用いることで、高いセキュリティレベルを保ったまま、3Dの入ったPDFを閲覧および制御できるようになると考えています。
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