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モデレーター: 植村八潮 東京電機大学
スピーカー1: 浮田徹 シュルンベルジェ株式会社
スピーカー2: 杉崎敬良 エンジニアリング開発株式会社
■浮田さん
外資系の会社のため公文書に英語を使用しているので、Acrobat2.1から使用。
PDM systemで図面、文書、製品マニュアルを管理している。
Application fileからPS fileにしてPDMに登録していたが、閲覧性に乏しいPS file
からPDF fileを自動生成し、登録するシステムを構築した。
既存の文書はスキャンTIFF画像をPDFにしている。英文なのでAcrobatのOCR技術で、
編集・検索が可能になる。
大きな図面などは必要か不要かを見極めて、スキャンしてTIFFで保存している。
改訂はApplication file、印刷はPS file、表示はPDFで行う。
改訂の際にはスキャンされた文書はOCRでテキスト化し、訂正する。TIFF画像はグラ
フィックソフトやドローソフトで訂正する。大幅な変更がある場合には、
Application fileの段階で訂正する。
このシステムでは、文書をApplication file、PS file、PDFfileでデータベースに登
録しているので、再利用、改訂、閲覧、配布時に柔軟に対応できている。
文書が全て英語であること、またPDM systemという環境における事例なので、そのま
ま他の企業で利用できるわけではないが、大量の専門文書が効率よく管理できている
ケースである。
■杉崎さん
主に企業に保存されている大量の「紙」文書の電子化の実例が紹介された。
Acrobat日本語版発売の当初から利用し、すでに300万ページに及ぶ電子ライブラリー
を構築している。
PDF file作成、しおり組込の効率化のためMulti Doc systemを導入した。
PDF電子ライブラリー構築のためのTree Map systemを開発、実用化した。
イメージPDFデータからOCRテキスト変換ツールを実用化している。
●Acrobatの魅力
1000ページ規模の図書を1ファイルにまとめても目的のページを容易に呼び出せるし
おり機能が便利。
原本データを忠実に再現できるイメージデータ形式での電子化にも適している。
イメージ形式とテキスト形式の両立(イメージPDFからテキストPDFへのスムーズな移
行)が可能である。
誰でも利用できるドキュメント形式であり、印刷物と画面表示が高品質。
●文書をスキャンして電子化する場合の基本方針
スキャナーで読み込んでイメージPDFとする。
検索性を確保するために、プラグインを利用してしおり等を階層化して組み込む。
データの活用度や内容に応じて電子化レベルを選択。
●Acrobatのしおり機能をフル活用
ファイリング体系(Tree Map System)とPDF内しおり機能との組み合わせ検索により
、検索パスを目で確認しながら目的のページに到達。Acrobatの「しおり機能」が、
紙情報の電子データ化及び検索データ作成作業を大幅に簡素化した。
●エクスプローラの機能を改良し、プラグインとして開発したTree Map System
Tree Map Systemを使用すると数千以上のファイルの中からでも素早く目的の図書に
アクセスできる。
数百、数千のファイルをもつコンテンツでもTree Map Systemの階層構造を2〜3回ほ
ど展開すると目的のファイルを見つけることができる。
●参照中のレポートからその場でテキスト化・抽出
検索し表示したイメージPDFファイルの必要な部分をOCRでテキスト化し、活用。
OCRソフトをプラグインとして組み込み、テキストの抽出まで行えるようにした。
目的のページの必要な部分だけを選択し、テキスト化し、使い回しができる、便利な
プラグインである。
●資料名・しおり等のデータは統合してデータベース化
資料タイトル、作者名、作成日、インデックス等を統合してデータベース化しそこか
らキーワード検索なども併用して、ページを特定し、検索効率を上げる。ファイルメ
ーカーをもとにスタンドアローンの検索アプリケーションを開発中。
●よく使用する便利な機能
・PDF全文検索機能(例:PDF検索王)
・目次だけの1枚のPDF
・リンクツール
・アーティクル表示ツール
・PDF製本機能
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